Industrial DesignとMacと...

インダストリアルデザインと、Appleと、ガジェットなどの考察ブログです。

Vol.33 インダストリアル・デザイン

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ELECOM SCOPE NODE

 

今回はインダストリアルデザインについて書いてみます。

とは言っても専門家ではないので、自分の好みについて書いていきますね。

工業デザイン、プロダクトデザインなどとも言われますが、身の回りにある家電や、ガジェットなどの製品デザインの事が好きでいろいろと思うことがあります。

基本的にはシンプルで無駄がないものが良いですね。

Appleの製品などを思い浮かべていただくと、分かり易いのではないかと思います。

四角や角丸、円、楕円など最も基礎になる形がミニマルで簡単な形で構成されている物に美しさを感じます。

それらの組み合わせで全体の形が作られて、一つの製品として存在するわけです。

その外形の器の中には必要なパーツが機能的に納められていて、効率よく稼働することが求められます。

その機能こそが求められている物ですが、デザインだけ立派で実際には使いにくい物も多く存在します。

身の回りにある、時計や、電話機や、テレビ、ボールペン等にも、そう言ったデザインがきちんとされている物と、されていない物ではやはり存在感が違って感じられるのですね。

そこにはコストの問題などもあるでしょう。 やはり良いデザインに至るまでに膨大な試行錯誤があると思われます。

ですから、デザインの良いものは比較的高価な物が多いのはその為だと思います。

実際に使う人のことを考えてデザインする必要があるわけですよね。

それが作る側の都合で作られた物は、そういった大切な部分が欠けているように思います。

もう一つの側面として、既成概念に囚われない遊び心のある製品にも魅力を感じることがあります。

それはデザイナーの持つ個性のような物なのでしょうね。

有名なデザイナーの製品には一貫した何かを感じます。

服飾などに比べてデザイナーの名前がなかなか前に出てこない業界ですが、これからどんどん素敵なデザインをしてくれる、若いデザイナーの登場に期待したいと思います。

学生時代そういった業界に憧れたこともありましたが、昔は電気会社に就職でもしないと、そういうお仕事には出会えないと思っていました。

今ではベンチャー企業や、クラウドファンディングなど、個性的な製品を作る小さな会社に、若干の羨ましさを感じます。

なにはともあれ、そんな風に魅力的な家電やガジェットが大好きなんですよね。

では。