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Vol.18 プリンターはこれからどうなる

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PIXUS TS8230

 

初めて買ったプリンターはEPSONのインクジェットでしたが、それ以降はずっとCanon製品で、現在はPIXUS TS8230を使っております。

購入して早1年になりますが、性能的には特に問題も無く、デザインもシンプルで気に入っております。

以前、使っていたPIXUS MG5430では、カセット式の給紙方法のみで、用紙の入れ替えが面倒だった点が改善されたのが良い点です。

気になる点は、背面の給紙トレイがやや華奢な事、前面給紙カセットが飛び出してしまう仕様は、もうひと工夫あればと思います。

かつて大きな作品出力用にA3ノビの顔料インクモデルのCanon PIXUS Pro9500 MarkIIを所有していました。

プロ用を謳っているだけあって、大きく重く使いこなしが難しい、しかし大変綺麗な出力が出来るプリンタでした。

でも、大きな作品を常に出すわけではなく、普段使いにはオーバースペックでした。

そうしてだんだんと出番も少なくなり、やがて手放す事になりました。

結論としては、大きな出力は専門のサービスを利用して、自宅ではA4複合機でスキャン、コピー、年賀状、事務書類などをやるのが良いのかなと思います。

以前はプリンターとは別にスキャナーも持っていましたが、今では複合機だけで十分です。

下絵の画像を取り込むだけなら、iPhoneで撮影してMacへ転送するだけでもOK。

現在はプリンターの画質競争も行き着いた感じでしょうか。

プリンターによって、顔料インク、水性インクといった個性がありますが、使用する用途に合わせて選択すれば良いと思います。

さて、プリンター関連でずっと気になっている問題点は、安い値段でプリンターを売り出し、高いインク代で儲けるというビジネスモデルです。

最近ではメーカーも考えているのか、大きなインクタンクを付けたエコモデルが出てきました。

一般家庭では、年々年賀状を出す人の数も減ってきている今日この頃、各メーカーは今後どのようなプリンターや複合機を作り、売っていくのか気になるところです。

そしてもう一点、そろそろプリンターメーカーには、インクタンクだけでなく、プリンター本体のリサイクルにも、きちんと取り組んでもらいたいなと思っています。

では。