Industrial DesignとMacと...

インダストリアルデザインと、Appleと、ガジェットなどの考察ブログです。

Vol.22 MacBookのデザイン

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Mac mini

 

今回はMacBookのデザインについて書いてみたいと思います。

ノートパソコンは基本的にディスプレイと、キーボードやトラックパッドが付いた本体部分の2ピース構成で、運搬時にはヒンジで折り畳む事により半分のサイズとなります。

つまりディスプレイ部分の大きさが、パソコン本体のフットプリント(占有面積)になるわけですね。

最近発売されたMacBook Pro 16インチのように、ディスプレイのベゼル(フチ部分)が細くなれば、ディスプレイが大きくなってもフットプリントは、ほぼ変わらないわけです。

本体部分へのキーボードを搭載する割合では、16インチなどのようにディスプレイサイズが大きいとキーボード周りの余白も大きくなり、その他に搭載するトラックパッドや、スピーカーユニットの自由度、バッテリーの容量なども多くなります。13インチの場合はその逆になるわけですね。

Appleのデザインは、少しづつブラッシュアップしていく感じで、デザイン変更のサイクルは長いですが、モデルチェンジの度に可動する部分が少なくなって来ております。

たとえばそれは、DVDドライブや、HDなどです。

そういった可動する部分は故障しやすいので、出来るだけ減らして来たわけです。

今の感じを崩さずにいじれる部分があるとすれば、ヒンジ部分の開閉機構の変更など...(例えばVAIOでは、ヒンジで本体を持ち上げてキーボードの角度を付けるという仕組みを採用しました)でも、今のヒンジになってから落ち着いてる状態ですので、そうそう変更はしないでしょうね。

外観のデザインと使いやすさについて。

そして、最近問題となったキーボードなどは、それらに含まれるのでしょうか。

iPadのように真っ平らな板の上でタイピングをするのは、たとえ触感フィードバックがあったとしても、タイピングがお仕事の方には辛いかも知れません。

以前よりパームレスト部分のエッジが、手に当たって痛いというレビューを見かけましたが、ここがiPhoneの様なラウンドデザインになると、手には優しいけれど賛否が分かれるかも知れません。

現在のAppleの、特にMacBook系は極限まで削ぎ落としたデザインですので、大きな方向転換でもない限り大幅にデザインを変更するというのは難しいのかなと思います。

けれども、それを乗り越えた新しいデザインで楽しませてもらいたいものですね。

新しいMacBook Airがパワーアップして登場するのでは、との情報あり。

こちらも楽しみですね。

では。