Industrial DesignとMacと...

インダストリアルデザインと、Appleと、ガジェットなどの考察ブログです。

Vol.5 続:どんなiPhoneが欲しいのか?

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iPhone SEiPhone X

 

今のスマホはカメラの競争が激しいようですが、今後、外観のデザインはどうなっていくのでしょうか。

ジョナサン・アイブが抜けた後、Appleのプロダクトデザインがどうなっていくのか、ますます興味深いですね。

Appleは削ぎ落としたデザインを突き詰めていくので、特別な理由がない限り、今後も大きな変更はしないかも知れません。

噂ではレンズがさらに増えて4眼カメラになるとか、ライトニング端子がUSB-Cになるとか、低価格モデルのSEは9として復活するとか...。

最近は本当にリークが酷くて、発表前に大体のデザインがわかってしまうのは少し残念です。

Appleからの発表を楽しみにしたいのなら、今後はそういった情報に飛びつくのは控えた方が良いのでしょうね。(でも、つい見ちゃうんですよね。)

今年、リークされた11シリーズのカメラ部分も否定的な反応が多かったですが、流石に発表された物は、Appleらしくグレードの高い仕上げで、僕もかなり印象が変わりました。

ノッチに関しては、もちろん無い方がスッキリすると思いますが、個人的にはそれほど気になりません。

一般的にウィークポイントとして捉えられますが、ホームボタンの様に上下を判別する為のアイコンとして、わかりやすい面もあるし、やがて技術の進歩で無くなっていく物だと思います。

本体の素材はアルミとガラスというのは変わらないのでしょうか。 やはり樹脂では高級感が出ないという事なのでしょうか。

画面はガラス以外は無いとしても、背面はアルミでアンテナをもっと上手く配置する方法などもあるかと思います。 でも、もしかするとAppleは、精密機械であるiPhoneを大切に使ってもらうために、あえて壊れやすいガラスを使っているのかも知れませんね。

小型化すれば、片手で操作できる、軽くなる、ポケットにも入れられるなどのメリットがありますが、文字や、動画や写真が小さく表示されてしまう、バッテリーが小さくなって使える時間が減ってしまうなど、デメリットもあります。

本体が大きくなれば画面が見やすい、容量の大きいバッテリーを搭載できるなどメリットもありますが、片手で使えない、重くなるというデメリットは使う人を選びますよね。

電話メインであれば小型が良いでしょうし、ポケットコンピューターとして使うのであれば、大きい方が良いという事になるわけです。

そして、その間を埋めるのが、SAMSUNGのGalaxy Foldなどの折り畳みスマホ達でしょうか。 ただ、こちらは構造上どうしても耐久性の問題が気になります。

考えていくと、現在のiPhoneのラインアップは大きい方へ偏って来ているようにも感じます。 SEくらいの本体サイズでフルスクリーン液晶になれば、けっこう良いかもと思います。 もちろん性能は下げたりしないで欲しいところですね。

次の機種変更は来年2020年モデル以降になりそうですが、5Gとなれば考えが変わるかも知れません。

ちょっと気が早いですが、来年のAppleの発表を楽しみに待ちたいと思います。

では。